ピスタチオの豆知識

サンケイスポーツ 記事
2013523日放送 11:00 - 13:50 TBS

ひるおび! 飛び出す新聞バン!

ナッツの女王と呼ばれるピスタチオを紹介。約7千年ほど前から栽培が始まったとされ、旧約聖書に登場するシバの女王が気に入っていたとの言い伝えがあり、日本には19世紀初期に伝来した。一般的にナッツは太る、ニキビができると言われているがそれは間違いで、コレストロールはゼロ、ビタミンやミネラルが豊富に含まれている。中でもB1B6が豊富で、基礎代謝にも関わり、健康な皮膚や髪を作るためにも不可欠。また体内で酸化されにくく、血液中の悪玉コレステロールを減少させる働きもあり、心臓病のリスク軽減などの作用も認められている。(サンケイスポーツ)

ピスタチオは、体重管理計画の一部であり得る

あなたが食べることを楽しむためには、工夫した軽食として何を取るかによって自分の体重を管理することができる」とキャシーMcMahon博士(栄養摂取コンサルタント)は言っています。ピスタチオのような軽食を選択すると、ビタミンAからB-6、マグネシウム、リン、チアミン、及び、カリウムを含む亜鉛までの栄養素、加えてミネラルを摂取できます。ピスタチオは飽和脂肪が低く、コレステロールは0であり、そして、単価不飽和脂肪はオリーブオイルのように主として含まれています。これは健康な心臓に欠かせないものです。現在、研究の途中経過によるとナッツ類を軽食として摂取するとダイエットに成功しています。
2001 National Nutrition Month ’Food& Fitness Build a Healthy Lifestyle’
では「あなたの食事管理をどのようにするか」がテーマです。McMahonは、自分自身の健康を保つために、バランス良い食事を楽しくとり、食べ過ぎに注意して軽い運動をすることをお薦めします」と言っています。

Refrencess文献

* Popular Diets: A Scientific Review. Prepared for the United States Department of Agriculture, Office of Research, Education and Economics (2001)
** K. McManus, L. Antinoro, F. M. Sacks “High unsaturated fat diet versus a low fat diet for weight reduction,” American Society for Nutritional Sciences (1999) Abstract # 432.8

ピスタチオの単価不飽和脂肪は心臓病減少に効果あり

By: Kathleen EMcMahonPhD, RD

ナッツにおける単価不飽和脂肪の研究の現状は、ナッツを食べることが、総コレステロールとLDL(悪玉)コレステロールレベル(1−5)の両方を減少し、冠状動脈の心臓病危険性を下げる役割を果たすことができることを論証する。飽和脂肪の高い食品は心臓病の発生率の増加と連結するという多くの報告がある(6)。ナッツ類の研究結果によると単価不飽和脂肪の高いナッツ類は心臓病減少に効果的であるということが判明している。最近出版されたDr.PennyKris-Ethertonの著書にもナッツ類を継続的に摂取した患者は心臓病減少に効果があることが掲載された(7)。

単価不飽和脂肪に対する様々な研究結果から、栄養専門家も一日の総カロリーの30%が脂肪、10%は単価不飽和脂肪からという見解を示した。それはアメリカの2000年番のUSDAでも単価不飽和脂肪のことを強調している(8)。また、米国のHeart Asociation でも変更された。(9)。 Expert Panel on Detection, Evaluation and Treatment of High Blood Closterol in Adultsの第3次報告では一日の総カロリーの25−35%が脂肪で、20%は単価不飽和脂肪を勧めている。

多くの心臓病患者への7日間の調査(11)によると継続的にナッツを摂取した患者の心臓病のリスクが減少した(12)。使用したナッツは、くるみ(13),へーゼルナッツ(14), ピスタチオ(15), ピーナッツ(2) などである。心臓病のリスクを減らし、LDLも減少した。

これらの研究のおもな結果は以下のとおりである。

 高コレステロールレベルの患者の総コレステロール値およびLDLの値が減少した。

 一日のエネルギーの30%(低脂肪の場合)または35−39%(米国一般)をナッツを使用し、それによって単価不飽和脂肪の量が増加し、総コレステロール値とLDLの値が減少した。

 単価不飽和脂肪から摂る一日15〜25%のエネルギーは55〜100gでそれをナッツで摂取した。
  総コレステロール値は5〜12%減少、LDLの値は10〜15%減少した。

 心臓の健康には毎日ナッツ類たとえばピスタチオを摂取するとよい。1オンス(27.5g)のピスタチオは47個ぐらいでその脂肪分は13gそのうち単価不飽和脂肪は7gでコレステロールはゼロ、そして飽和脂肪は少ない。(16)

良い脂肪

脂肪は細胞の完全性を保つために本質的に必要なものです。脂肪は、ビタミンADE、及び、K(脂肪‐可溶性のビタミン)を吸収するのに役立ち、細胞に必要なエネルギー源でもあります。米農務省(USDA)によると1杯のピスタチオ〈47個〉に含まれている13gの脂肪のうち、1.5gの内飽和脂肪は低いレベルです。
米国人の専門家は、飽和脂肪の摂取量を下げる必要があるということに同意しています。多くの栄養専門家は、一日のうち脂肪から摂取するカロリーは30%以下に抑え、更にそれのほとんどは健康食品からの不飽和脂肪であれば健康的であると述べています。

ピスタチオはコレステロールレベルを下げ、心臓病のリスクを減少させることができます。何故ならピスタチオの脂肪分は主として単価不飽和脂肪を含んでいるためです。

SATURATED FATS飽和脂肪)は、主として米国の一般食における牛肉及び酪農産物において含まれています。飽和脂肪は総コレステロールと、LDL* (悪玉)コレステロールレベル(心臓病のリスクの増加と関連している)の両方を上げる傾向があります。飽和脂肪は、毎日の摂取カロリーの10%未満に抑えることが好ましいです。

POLYUNSATURATED FATS(多価不飽和脂肪)は、通常、体に必要とする脂肪で、例えばリノール酸です。それは、細胞にとって必要で、体によって作ることができません。多価不飽和の脂肪は、総コレステロール、及び、LDLコレステロールレベルを下げると証明されています。しかし、HDL* (善玉)コレステロールも同じく下げます。多価不飽和の脂肪は、ナッツ、及び、植物油において含まれ、そして、毎日のカロリーの10%またはそれ以下に抑えるべきである。


MONOUNSATURATED FATS
単価不飽和脂肪)は、ピスタチオ、他のナッツ、及び、オリーブ油に含まれている脂肪です.それは、有益なHDLコレステロールレベルをたもつそしてトータルのコレステロール、及び、LDLコレステロールレベルを下げると証明されており、またそれによって心臓病の危険のさげることをできます。毎日のカロリーの最高15%は、単価不飽和脂肪から摂取すべきである。


*LDL-
Low密度脂たん白質;HDL‐高密度の脂たん白質

 文献

References

1. G.A. Spiller, D.A.J. Jenkins, O. Bosello, J.E. Gates, L.N. Cragen, B. Bruce (1998) "Nuts and plasma lipids: an almond-based diet lowers LDL-C while preserving HDL-C." JACN 17:285-290.

2. P.M. Kris-Etherton, T.A. Pearson, Y. Wan, R.L. Hargrove, K. Moriarty, V. Fishell, T.D. Etherton (1999) "High-monounsaturated fatty acid diets lower both plasma cholesterol and triacylglycerol concentrations." AJCN 70:1009-1015.

3. J. Sabate, G.E. Fraser, K. Burke, S.F. Knutsen, H. Bennett, K.D. Lindsted (1993) "Effects of walnuts on serum lipid levels and blood pressure in normal men." NEJM 328:603-607.

4. W.A Morgan, B.J. Clayshulte (2000) “Pecans lower low-density lipoprotein cholesterol in people with normal lipid levels.” JADA 100:312-318.

5. J.D. Curb, G. Wergowske, J.C. Dobbs, R.D. Abbott, B. Huang (2000) "Serum lipid effects of a high-monounsaturated fat diet based on macadamia nuts." Arch Intern Med. 160:1154-1158.

6. P.M. Kris-Etherton, S. Yu (1997) "Individual fatty acid effects on plasma lipids and lipoproteins: human studies." AJCN 65:1628S-1644S.

7. P.M. Kris-Etherton, G. Zhao, A.E. Binkoski, S.M. Coval, T. Etherton (2001) “The effects of nuts on coronary heart disease risk.” Nutr Rev 59:103-111.

8. Dietary Guidelines for Americans 2000, 5th Edition, USDA, Center for Nutrition Policy and Promotion.

9. R.M. Krauss et al (2000) "AHA Dietary Guidelines: Revision 2000: A Statement for Healthcare Professionals from the Nutrition Committee of the American Heart Association." Circulation 102:2284-2299.

10. Expert Panel on Detection, Evaluation and Treatment of High Cholesterol in Adults (2001) “Executive summary of the third report of the National Cholesterol Education Program expert panel on detection, evaluation & treatment of high blood cholesterol in adults (adult treatment panel III).” JAMA 285: 2486-2497.

11. G.E. Fraser, J. Sabate, W.L. Beeson, T.M. Strahan (1992) "A possible protective effect of nut consumption on risk of coronary heart disease: The Adventist Health Study." Arch Intern Med. 152:1416-1424.

12. F.B. Hu, M.J. Stampfer (1999) "Nut consumption and risk of coronary heart disease: a review of epidemiological evidence." Current Atherosclerosis Reports 1:204-209.

13. D. Zambon, J. Sabate, S. Munoz et al (2000) “Substituting walnuts for monounsaturated fat improves serum lipid profile of hypercholesterolemic men and women.” Ann Intern Med 132(7): 538-46, 2000.

14. Durak et al (1999) Clin Chim Acta 284:113-15 (Letter to the Editor).

15. M. Erario, J.N. Cooper, M.J. Sheridan (2001) “Effect of daily pistachio nut consumption on serum lipid levels.” FASEB J, 15(4): 327.4A.

16. USDA Nutrient Database for Standard Reference, Release 13 (November 1999)

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