古代ペルシャからの贈り物
Blessing Of Nature (自然の恵み)
Persian Pomegranate Products
ペルシャ産ざくろ製品
ざくろの品種: アリアナ種
Super Food (スパーフード)
食品添加物は使用していません
乾燥ざくろシード
ざくろシードを有のまま低温で時間をかけて乾燥物です。種も日本のざくろと違って軟らかいので噛みやすいです。ざくろの成分をお楽しみください。
生ざくろシード
ざくろエキス
ざくろとは?
Pomegranate(Punica granatum(L.))By: Dr. Hossein Razani
株式会社バイオシードCONTENTS
2-使用についての歴史 History of Using
1-植物の説明 Plant Description3-ザクロの成分Pomegranate Properties
4-使用上の安全性 Safety Of Using
5-効果のメカニズム Mechanism Of Act
6-バイオシードとザクロ Bioseed andPomegranate
7-文献References
1−植物の説明 Plant Description
ザクロの英名はpomegranate学名はPunica granatum(L)でザクロ科に属する落葉高木です。ラテン語のgrana-tumはもとのgranumで種が多いという意味で、豊穣のシンボルでもあります(1)。小さいものでは約二メートル、大木では約六メートルの高さになります(6)。ザクロの原産地はペルシヤ(現イラン)です。日本にはシルクロードを通って平安時代に伝えられたという記録が残っています。日本では主に観賞用として栽培され、果実も小さく、食用向きではありません。6月ごろに梢の先で赤く花を咲かせ、9〜10月に先に王冠を乗せたような丸い果実を結びます。
果実は固い外皮に包まれ、熟すると直径15〜20cm、重さは0.25〜1kgになります。酸度の高いものから甘いものまで20種類以上と言われて います。果実の色は赤、ピンク等があり、最もポピュラーなのが赤です (4 & 6)。2−使用についての歴史 History of Using
アーリア人はザクロを古くから生活に取り入れ、その経験から様々な効用を発見しました。旧約聖書にはソロモン王がザクロの果樹園をもっていたとあり、歴史的にも話題の多い果樹です(6)。ペルシャからアラビア、 インドなどへ広がり、中国には西域を経て漢代以降に伝えられ日本へと 入ってきました。古代ギリシャの医学の父ヒポクラテスが著した医学書をはじめ、パピルスに書かれたエジプトの医学書、中国の漢方書、インド 最古の医学書『アーユルヴェーダ』にもザクロ効果が記載されています。
イランに伝わるペルシャ伝承医学(ユナニ)は、ヒポクラテスによるギリシャ医学に端を発しており、生命は水・風・火・地の四元素から成り、 粘液・血液・黄胆汁・黒胆汁の四体液が深く関わっていると考えられています。そして四体液のバランスが取れた状態を健康と定義しています(6)。血液の汚れによる体液バランスの乱れは、人間が本来もっている自然治癒力や免疫力を低下させるとして、昔は皮膚を傷つけて古血を捨てる瀉血が行われていました(7)。ザクロ発祥の地イランでは、「生命の果実」として、6千年をさかのぼる太古から現在に至るまで、生薬や食品として利用しています。現在は、ザクロに血液の浄化作用があることが解明され、医食同源にかなった食品として広く利用されています(6)。3−ザクロの成分 Pomegranate Properties
ザクロにはカルシウム、リン,鉄,ナトリウム,カリウムなどのミネラルやビタミンB1,ビタミンB2,ナイアシン,ビタミンC等が豊富です(6)。近年、ザクロにエストロゲン(女性ホルモン:英語ではFemale Sex Hormones)が多量に含まれていることが明らかになり(9)、更年期障害や骨粗しょう症の予防に効果があると本やテレビなどでも紹介され、脚光を浴びています(4).ザクロのエストロゲン様作用については1964年カイロ国際研究室センターのシャラフ博士とニグン博士が発表しました(4)。
4−使用上の安全性 Safety Of Using
有史以来、世界中のどの文明も自然の中にあるものを治療や保健のために使ってきました。ザクロはエジプトのパピルスをはじめ中国の漢方、ギリシャ医学書、インドのアーユルヴィーダにもその効果が記載されています(3 & 4)。ザクロのエストロゲンの構造は人体内で合成されるエストロゲンと全く同じなのです(4)。ザクロ発祥の地イランでは老若男女を問わず、ザクロを毎日の生活の中で取り入れています(1)。果実が獲れる時期には食後のデザートとして、それ以外の時期にはザクロの果汁を濃縮エキスとして保存したものをジュースに、ペーストや乾燥種子をさまざまな料理にと季節を問わず愛用しています(6)。
5−効果のメカニズム Mechanism Of Action
動物の卵膜ホルモン群はエストロゲン(estrogens)、黄体ホルモン群はポロゲステロン(progestrones)と呼ばれています。エストロゲンもポロゲステロンも女性ホルモンです(2)。エストロゲン群では構造が異なるエストラジオール(estradiol)、エストロン(estrone)、エストリオール(estriol) が代表的です。エストロンとエストラジオールが主に卵膜で合成され、血中ではこの二つはお互いに行ったり来たりして作り変えられています。エストリオールはそれらの代謝産物で、これらの三種が女性の血中を駆け巡っているのです(4)。
男性では精巣から同じようにエストラジオールとエストロンが分泌されていますが、血中に流れ出るよりも精巣の周辺に留まっているので、血中のエストロゲンは女性よりも薄いのです(4)。
エストロゲンは様々な働きをします。女性の場合、思春期になるとエストロゲンは乳腺を発達させてバストを大きくし、骨盤が発達させ、皮下脂肪を胸部、下腹部や大腿部などにため込ませて、いわゆる第二次性徴をもたらして女らしさを作ります。成人女性の場合、エストロゲンは性欲を高進させる働きもします。生理不順や更年期(climacteric又は climaterium)障害にも効果的です(4&5)。男性の場合、精子は精巣で作られ、精細管から精巣上体にかけて貯留されます。この精巣上体の中にある細管の表面には、水分を取り込むことによって細管内の液量を減らす働きをしている細胞があります。この細胞の膜にエストロゲン受容体があり、エストロゲンがその受容体と結合すると水分が細胞内に取り込まれ、細管内から水分が除去されます。エストロゲンがないと水分が除去されないので、精液中の精子の濃度は濃くならないのです(2)。ザクロは男性場合も性欲を高進させる働きもします(8)。
6―バイオシードとザクロ Biossed & Pomegranate
市販されているザクロはほとんどジュースで、その中にはかなり薄めて着色し,蜂蜜や砂糖などで味付けされたものも出回っています。
当社のザクロエキスは200種を超えるイランのザクロのなかでも最高品質アリアナ種です。農場契約で自然に近い環境で農薬や化学肥料を使用せずに栽培されています。栽培地はイランのファース県、ニリズ郊外です。
当社のザクロエキスのブリックスは、65でエストロゲン含有量は1r当たり7.35±0.05ピコグラムです。
砂糖、色安定剤、着色や食品添加物一切使わず、自然色の粒状加工食品になりました。この本物の色合いこそ他社にない私たち独自のものです。
7−文献 References
1−Dr. Ali Zargari:Medical Plants Volume two 6th edition 1996
Page: 344~-352 ISBN:964-0-3711-0
Publication : Tehran University 1810/22−Dr. Greisheimer & Wiedeman: Human Physiology 1974
Translated by Dr. Farogh Shadan and Abdolhasan Hakimyan
Page: 457 ~ 504
Publication : Peyman, Tehran
3−Dr. Ghiasaldin Jazaeri: Shenaghte Ghorakiha 4th edition 1992
Page: 87-~ 92
Publication : Javidan Tehran Iran
4−岡本順子博士&岡本浩一博士:ペルシヤザクロの神秘の力 1998
ISBN 2-341-08175-6
5−Robert Berkow. etc:.Merk Manual Of Medical Information
Home edition 1997
Page: 1187 ~-1292
Publication: Gary Zelko USA ISBN:0-671-02727-1
6−Dr. Sohrab Khoshbin: 100 Magical Herbs 1999
Pages 1~4 and 34~37
ISBN 0-9682359-1-3
Publication: TPC Markam Antariu Canada 1999
7−Mohammad Sarvaraldin: Tebalkabir or Fereshte Nejad 1976
16th edition Page: 64 ISBN 954-313-041-X
Publication: Adaei Tehran Iran
8−Dr. Fariborz Moattar etc.: Darman Ba Gyah 1994
Isphahan University 6th edition Page: 249
Publication: Roozbehan Tehran Page: 249
9−N.M.A Moneam,A.S.EL Sharaky and N.M. Badreldin 1987
Oestrogen content of pomegranate seeds
Department of Biochemistry, Faculty of Scince, Alexandria (Egypt)